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救われているかどうかはどうすれば確信できますか?

 もしあなたが本当に救われているなら、それは神のことばという根拠に基づいて確信できます。神はヨハネ3:36でこう云われます。「御子を信じる者は永遠のいのちを持つ」。あなたは自分が御子を信じているかどうかわかるはずです。もし本当に御子を信じているなら、あなたは永遠のいのちを持っていると確信できます。神がここではっきりそう云っておられるからです。

 ヨハネ5:11、12にはこうあります。「そのあかしとは、神が私たちに永遠のいのちを 与えられたということ、そしてこのいのちが御子のうちにあるということです。御子を持つ者はいのちを持っており、神の御子を持たない者はいのちを持っていません」。神の御子を信じると云いながら、自分にいのちがあるのを疑うのは、神をうそつき呼ばわりすることです。これは、前の節ではっきりと語られています。「神を信じない者は、神を偽り者とするのです。神が御子についてあかしされたことを信じないからです」。

 さらにイエスを自分の王、自分の救い主として受け入れた人はみな、自分が神の子どもであると確信できます。そのように神は、ヨハネ1:12ではっきり云っておられます。「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった」。イエスを受け入れたなら、あなたは自分を神の子どもと呼ぶ資格があります。自分が神の子どもであることを疑う権利はありません。

 またイエスを信じる者はだれでも、自分が義と認められていること、自分の罪がキリストにおいて赦されていること、神が自分をキリストにおいて義とみなしていることを確信する権利があります。何よりも確実な根拠に、神がそう云っておられるます。使徒13:38、39にはこうあります。「ですから、兄弟たち。あなたがたに罪の赦しが宣べられているのは、この方によるということを、よく知っておいてください。……すべての点について、信じる者はみな、この方によって解放されるのです」。ここで、「信じるものはみな解放される」、と云われていることに注目してください。あなたは、自分が信じているかいないかはわかるはずです。もし本当にイエスを信じているなら、あなたは解放されていると神は云います。救いの確信を持てない人が多いのは、神のみことばを見ずに、自分の感情を気にするためです。これは、あなたが神の子どもだという感じがするかしないかの問題では全くありません。単に神は何と云っておられるかという問題です。もしも神のことばのかわりに自分の感情を見つめるなら、あなたは自分の感情かわいさのあまり、神をうそつき扱いしているのです。

 神は、御子を信じる者がひとり残らず永遠のいのちを持っていることをよくわからせる(確信させる)だけのために、1つの書物をお書かせになりました(Iヨハ5:13)。「私が神の御子の名を信じているあなたがたに対してこれらのことを書いたのは、あなたがたが永遠のいのちを持っていることを、あなたがたによくわからせるためです」。もし神が、私たちにそれを確信させるために1つの書物をお書かせになったのであれば、私たちは確かにそれを確信できるはずです。そしてこの節からわかるのは、私たちはそれを、「書いた」ものから確信するのだということです。第一に確かめなくてはならないのは、あなたが本当にイエスを信じているかということです。本当にイエスをあなたの救い主として受け入れたのか、本当に彼をあなたの支配者、主人として、自分を明け渡したのかということです。そして自分にとって彼はそのようなお方であると、世の前で公に告白したのかということです。これが確かであるとき、あなたが救われていることは絶対に確実と思ってかまいません。あなたには永遠のいのちがあり、あなたの罪はすべて赦されており、あなたは神の子どもです。

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