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聖書は、救われていない人はみな永遠の苦しみを受けると教えているのですか? もしそうなら、それはどこでですか?

 聖書は、第二テサロニケ1:7-9で、主イエスが天から現われるとき、神を知らない人々や、私たちの主イエスの福音に従わないすべての人々は、主の御顔の前とその御力の栄光から退けられて、永遠の滅びの刑罰を受ける、と教えています。そこで問題は、この「滅び」とは何かということです。聖書そのものがこの言葉を定義しています。黙示録17:8には、「獣は……ついには滅びます」、と語られています。この獣がどうなったかがわかれば、「滅び」が何かわかるはずです。黙示録19:20を開くと、獣は硫黄の燃えている火の池に、生きたままで投げ込まれた、とあります。さらに黙示録20:10を開くと、悪魔もまた、獣が硫黄の燃える池に投げ込まれた後、千年たってから、火と硫黄との燃える池に投げ込まれることがわかります。そこには、あの獣とにせ預言者が千年たってもまだいて、彼らは、「永遠に昼も夜も苦しみを受ける」のです。したがって、これが聖書で云う「滅び」の意味です。火の池が彼らの「受ける分」なのです。文字通りの意味にとるにせよ、比喩ととるにせよ、確かにこれは、意識をもったまま、無限に苦しみを受けつづける状態を意味するに違いありません。

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