信じたばかりの人が最初に読むべき、あるいは最初に学ぶべき聖書の書を、かりに6つ選ぶとしたら、何を勧めますか?まず最初に、ヨハネの福音書を読むべきです。ヨハネの福音書は聖書の中で最も深遠な書物ですが、初信者向けの教えがたくさんふくまれています。この福音書は特に、イエスが神の御子キリストであることを人々に信じさせるため、また、信じる者たちがイエスの御名によっていのちを得るために書かれました(ヨハ20:31)。そして、若い信者に最も必要なのは、イエスを神の御子キリストであるとはっきり理解し、堅く信ずるようになることなのです。
ヨハネの福音書を読んだあとは、マルコの福音書を読むことを勧めます。そしてルカ、そのあとでマタイを読むことです。それからは、ぜひ使徒の働きを学び、続いてローマ人への手紙を研究してほしいと思います。そのあとは、新約聖書の全巻を順序通りに通読するのがいいでしょう。
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