女性は教会活動の中で目立つ立場を占めてもよいと思いますか? その根拠は何ですか?
女性が教会の中で第一の地位についてよいとは聖書に一言も書かれていません。そうした立場に立つ女性は正しい道をふみはずしているのです。女性が教会の権威的な教師として立つのは、聖書の明白な教えに背くことです（テモ2:12）。
しかし、女性が教会の中で活発に働いてよい、つまり（そうした意味では）目立ってもよいという聖書の保証は無数にあります。キリスト復活の知らせを最初に神から託されたのは女性たちでした。イエス・キリスト自身が彼女らを遣わし、男の弟子たちにその復活を宣べ伝えさせました（ヨハ20:17、18; マタ28:9、10）。また女性たちには神から預言の賜物が与えられました（使徒21:9）。聖書は、女性のむだ口や教会での質問を禁じているまさにその章で、女性がどのように預言すべきか、すなわち御霊の力によって語るときどうすべきかという指示を与えています（IIコリ11:5）。使徒パウロは、彼とともに福音宣教のため働いていた女性たちのことを語っています（ピリ4:3）。プリスキラが夫アクラよりも豊かな賜物を持っていたらしいことは確かです。彼女は夫とともに説教者アポロに対して個人的に神の道をより正確に説明する働きにあずかりましたが（使徒18:26）、先にあげられているのは彼女の名前の方なのです。