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救われていない人に、教会を支えるための献金や献品の要請をしてもよいでしょうか?

 いいえ、私ならしません。神は、ご自分の敵に頼ってみわざを行なわれるような方ではありません。神のみわざは、今述べたように、神の民が喜んで献げる自発的な献げものによって支えられるべきです。

 それだけでなく、救われていない人々が神の働きを支えるために献金するとき、しばしばそれは彼らの心の慰めとなってしまい、彼らの心をかたくなにしてしまいます。そういう多くの人々は、「自分は教会を支えているではないか」、と云い、だから自分は天国へ行けるはずだと希望を抱くのです。

 もちろん私も、救われていない人が、自分から進んで献金箱にお金を入れたいというときには、相手を侮辱したり、そのお金を拒否したりするような気にはなれないと思います。けれども、まずその人には、私たちが求めているのは、その人のお金ではなく魂なのだということ、また人は金銭を主に献げる前に、まず自分自身を主に献げなくてはならないのだということを、はっきり理解してもらうようにするでしょう。

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