The Holy Spirit and the One Church

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聖霊と1つの教会

NO. 167

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1857年12月13日、安息日朝の説教
説教者：C・H・スポルジョン師
於王立サリー公園、音楽堂

「この人たちは、御霊を持たず、分裂を起こし、生まれつきのままの人間です」。――ユダ19　

　ある農夫が自分の麦を脱穀し、それを市場に出荷する準備をするとき、彼が望みとすることは2つある。――まともな種類の麦がたくさんあることと、それを市場に持っていくとき、そのまじりけのない見本を持って行けることである。彼が留意するのは量だけではない。というのも、麦にくらべれば、もみがらなど何だろうか？　彼は、まじりけのない少量の麦がある方が、もみがらを大量に含んでいながら貴重な小麦を僅かしか含んでいない大量の塊があるよりずっと良いと思うであろう。それとは逆に彼は、自分の麦をあおぎ分けるときには、ちゃんとした穀物をはじき飛ばして本来あるべき量より少なくするようなことを極力避けるであろう。彼はできるだけ多くを得たいと欲している。――そうしたあおぎ分けでは、なるべく少ししか失いたくない。むしろ、できるだけきちんとあおぎ分けたいと欲する。さて、それこそ私がキリストの《教会》に願うことであり、あらゆるキリスト者が願うであろうことである。私たちは、キリストの教会ができる限り大きくなることを望む。私たちのあおぎ分けによって、尊いシオンの子らがひとりたりとも投げ捨てられるようなことがあってはならない。私たちは、厳しく叱責するときも、その叱責が必要もないところに落ちないように、また、神が選ばれた誰かの感情を痛めたり傷つけたりしないように気を遣うであろう。しかし、それとは逆に、私たちは教会が、きよさを犠牲にしてまで拡大することを全く望んでいない。私たちは、麦のみならずもみがらまで取り入れるほど大きな愛を持ちたいとは望んでいない。私たちの愛は、神の脱穀場の床をすみずみまできよめられるようなものであってほしいと思う。だがしかし、いかにしなびた麦の穂をもつまみあげ、農夫なる《主人》のためにそれを取っておくようなものであってほしいとも思う。私は今朝、この説教をする際に、神が私を助けて、尊いものと卑しいものの区別をつけさせくださるものと思いたい。私は、神の民のいかなる者をも、その真の、生きた、目に見える教会から切り落とすような愛のないことを云うつもりはない。だが、それと同時に私は、締まりのなさすぎる話をして、主がその愛による永遠の契約の中に受け入れておられないような者を、神の指示もなく、キリスト者の愛情の腕で抱きしめるようなことをしないようにと願っている。

　本日の聖句は私たちに3つのことを示唆している。第一に、問いかけである。――私たちは御霊を持っているだろうか？　第二に、警告である。――もし私たちが御霊を持っていなければ、私たちは生まれつきのままの人間である。第三に、疑念である。――多くの人々は分裂を起こす。そうした人々に対する私たちの疑念は、彼らのしごく立派な信仰告白にもかかわらず、彼らが御霊を持たない、生まれつきのままの人間ではないか、ということである。本日の聖句はこう云っているからである。「この人たちは、御霊を持たず、分裂を起こし、生まれつきのままの人間です」。

　I.　まず最初に、本日の聖句は《1つの問いかけ》を示唆している。――私たちは御霊を持っているだろうか？　これは非常に重要な問いかけであるため、哲学者は、自分の一切の研究を中断して、この自分の個人的利害にかかわる問いに答えを見いだそうとするがいい。いかなる政治的な大論戦、いかなる人間の討論における心奪うような主題も、きょうは取りやめにして、立ち止まって、この厳粛な問いを自らに向かって発することにしよう。――「私は御霊を持っているだろうか？」　というのも、この問いは、決してキリスト教信仰の外面を扱うものではなく、その最も根幹に関わる点を扱っているからである。御霊を持っている人は、五十もの事がらで間違っていようと、この点で正しければ救われている。御霊を持っていない人は、万人にまさって正統的であろうと、また、聖書と同じくらい正しい信条を有していようと、左様、その外面的な道徳について律法と同じくらいきよい人であろうと、まだ救われていないのである。その人は救いの本質的な部分に欠けている。――神の御霊がその人のうちに住まわれることに欠けているのである。

　この問いに答える助けとして、私は、私たちの心の中におられる御霊の効果を、様々な聖書の比喩によって述べてみたいと思う。私は御霊を持っているだろうか？　答えよう。では、何が御霊の働きだろうか？　いかにして、それが見分けられるだろうか？　さて御霊は色々なしかたでお働きになる。そのすべては神秘的であり、超自然的であり、御霊ご自身の力をまぎれもなく示すしるしを帯びている。それを悟らせ、認めさせることができるような、いくつかのしるしを伴っている。

　1.　心の中における御霊の最初のみわざは、御霊が風にたとえられる際のみわざである。あなたも思い出す通り、私たちの《救い主》は、ニコデモに向かって、心の中における御霊の最初の働きを、「その思いのままに吹」く風のようなものだと云い表わされた。「御霊によって生まれる者もみな、そのとおりです」［ヨハ3:8］。さて、知っての通り、風は最も神秘的なものである。そして、この現象の説明であるという触れ込みの定義がいくつあろうと、それでも、いかにして風が吹くのか、それがある方角に吹く原因は何か、それが以前はどこにあったのか、という大問題は確かに手つかずである。私たちの内側にある息も、外側にある風も、みな空気の動きであり、私たちにとって神秘的なものである。そして、心の中における御霊の更新のみわざは、この上もなく神秘的である。今の瞬間にも、私が前にしている一千もの心の中のいずれかの内側に、神の御霊が吹き込んでいることはありえる。だが、もし誰かがこのように尋ねるとしたら、それは冒涜のようなものであろう。「神からの御霊がそのような心にどこから入り込むというのですか？　いかにしてそこに入るのでしょうか？」　また、御霊の働きの下にいる人が、その働き方について問うのは愚かなことであろう。あなたは雷の倉庫がどこにあるかを知らない。どこで雲の釣り合いがとられているかを知らない。そして、いかにして御霊が《いと高き方》のもとから出て、人の心に入るかをも知らないのである。ある説教の間、ふたりの人が同じ真理に耳を傾けているかもしれない。どちらとも同じくらい注意深く話を聞き、同じくらい内容を覚えている。そのひとりは泣き崩れるか、厳粛な思いに心打たれる。だが、もうひとりは、同じくらい注意を払っていたが、その説教の中に何も見てとることがなく、ただ、いくつかの重要な真理がうまく述べられていたな、と思うだけであろう。別の人について云えば、その心は内側で砕かれ、その魂は溶かされた。私に問うてみるがいい。いかにして同じ真理がひとりには影響を及ばし、その同輩にはそうしなかったのか、と。答えよう。生ける神の神秘的な御霊がその真理に伴ってひとりの心には入り、もうひとりの心には入らなかったからである、と。そのひとりは、単に真理の力を感じたにすぎない。その力は人をペリクスのように身震いさせるほど強力なものかもしれない。だが、もうひとりは、御霊がその真理とともにやって来て、自分を新しくし、新生させ、救いの状態と呼ばれる恵みの状態へと移らせてくださったのを感じるのである。この変化は一瞬のうちに起こる。それは、聖書に記されている他のいかなる奇蹟とも同じくらい奇蹟的な変化である。それは、この上もなく超自然的である。その真似はできるかもしれない。だが、その模倣は決して真の本物にはなりえない。人々は御霊なしに新生したふりをすることはできるが、新生されることはできない。それは、あまりにも驚嘆すべきものであるため、人間がいかに巧みに試みようと決してそこに達することはできない。私たちは好きなだけ長く議論をしていてかまわないが、決して議論で新生することはできない。髪が半白になるほど熱心に瞑想していてかまわないが、瞑想によって自分を新しく生まれさせることはできない。それは神の主権的なみこころによってのみ、私たちの内側に作り出されるのである。

　　　「御霊は、天（あま）つ　風に似て
　　　　人の子らへと　吹き来たり
　　　　われらに　天つ思い　賜（い）れ
　　　　ひとを新たに　形成（かたど）らん」。

しかし、その人にいかにしてかを尋ねるがいい。彼はあなたに告げることができない。いつかを尋ねるがいい。彼にその時は分かっているかもしれない。だが、そのなされ方については、あなたと同じくらい何も分かっていない。彼にとってそれは1つの神秘なのである。

　あなたは幻の谷の物語を覚えているであろう。エゼキエルは、その谷間のそこここに干からびた骨が散らばっているのを見た。この命令がエゼキエルに下った。「これらの干からびた骨に預言して言え。生きよ」。彼が、「生きよ」、と云うと、骨がつながった。「骨と骨とが互いにつながり、肉が生じた」。だが、それでも彼らは生きてはいなかった。「人の子よ。預言してその息に言え。この殺された者たちに吹きつけて、彼らを生き返らせよ」*［エゼ37:9］。これらは、全く生きているように見えた。そこには肉も血もあった。目も、手も、足もあった。だが、エゼキエルが語ったとき、そこには、人々がいのちと呼ぶ神秘的なものが与えられ、風が吹くのと同じように神秘的なしかたで与えられた。これは今日もそれと同じである。未回心の不敬虔な人々は、非常に道徳的で、衆にすぐれているかもしれない。彼らは干からびた骨が互いにつながり、肉と血で覆われたところのようである。しかし、彼らを霊的に生かすには、《全能者》の息吹から出た天来の霊感、天来の生命原理、天来の御霊、天来の風が彼らに吹きつけることが必要である。そのとき彼らは生きた者となる。さて、話をお聞きの方々。あなたは自分の《心》に何か超自然的な影響を受けたことが一度でもあるだろうか？　というのも、もしなかったとしたら、厳しいことを云うと思われるかもしれないが、私は忠実な者である。もしあなたが自分の心の中に決して天性以上のものを有していないとしたら、あなたは、「苦い胆汁と不義のきずなの中にいる」［使8:23］のである。否。方々。この発言を鼻で笑ってはならない。これは、この聖書と同じくらい真実なのである。というのも、この聖書からこの言葉は取られたからである。その証拠として、この言葉を聞くがいい。「人は、水と御霊によって新しく［上から］生まれなければ、神の国にはいることができません」*［ヨハ3:5］。あなたはこれに何と云うだろうか？　自分で自分を新しく生まれさせることについて何と語ろうと無駄である。あなたは、御霊によらなければ新しく生まれることはできない。そして、新しく生まれなければ、滅びなくてはならない。では、御霊の最初の効果は見ての通りである。それによってあなたは、あの問いに答えられよう。

　2.　次のこととして、神のことばにおいて御霊はしばしば、火にたとえられている。御霊は、風のようにして死んだ罪人を生きた者とした後で、火のようにしてやって来られる。さて、火は、身にしみる苦しみを与える力である。それはものをきよくするが、すさまじい過程を通じてきよくする。さて、聖霊が私たちにキリスト教といういのちを与えた後では、即座に私たちの心の中は燃え始める。主が私たちの感情と愛情を探り、試し、私たちの性質のよこしまさ、私たちの不義の厭わしさを発見しするともしびを私たちの霊の中にともされるのである。さて、話をお聞きの方々。あなたは、その火について、自分の心の中で何か知っているだろうか？　というのも、知っていないとしたら、あなたはまだ御霊を受けていないからである。何を意味しているか説明するため、私自身の経験を少し告げさせてほしい。御霊のこの燃える効果を例証するためである。私は無頓着で、考えなしの生き方をしていた。他の人々と同じように罪にふけることができたし、実際にそうしていた。時には良心がチクチク痛むこともあったが、悪徳をやめるに至らせるほどではなかった。私はそむきの罪にふけることができたし、それを愛することができた。確かに他の人々が愛するほど愛しはしなかった――幼少からのしつけによって、そうはできなかった――が、それでも、私の心が卑しい、腐敗したものであることを証明するほどは愛していた。だが、ある時、良心以外の何かが私を刺した。そのときの私は、それが何か分からなかった。私は、主に呼ばれたときのサムエルのようであった。声は聞いたが、どこからそれが来たか分からなかったのである。私は心がかき乱され始め、神の御前で自分が失われた、滅びた、罪に定められた罪人だと感じ始めた。そうした確信を振るい落とすことができなかった。何をしようと、それは私を追ってきた。自分の思いを楽しませ、深刻な考えを払拭しようとしても、何の役にも立たなかった。背中には重荷が背負わされたままであった。私は寝床に入り、そこで地獄について、また、「必ず来る御怒り」について夢を見た。目を覚ましても、この陰惨な悪夢、この心の重荷は、なおも私の上に垂れ込めていた。私に何ができただろうか？　私はまず1つの不道徳な習慣を放棄し、次に別のそうした習慣と手を切った。何にもならなかった。それらはみな、火焔を吹き上げる森林によって燃え盛る炎の中から、燃えさしを一本一本抜き取るようなものであった。何をしようと、私の良心には何の安らぎもなかった。神の家に行き、福音を聞いたが、それは私にとって何の福音でもなかった。その火はいやまさって激しく燃え上がるばかりで、福音の息吹そのものがその火焔をあおりたてるように思われた。私は自分の部屋と私室にこもり、祈ろうとした。だが天は青銅のようであり、私の前にある空の窓には鉄格子がはまっていた。私は何の答えも受け取れなかった。火はさらに激しく燃えていた。そこで私は思った。「私は、いつまでも生きてはいないだろう。ならば、生まれてなどこなければ良かったのに！」　しかし、私はあえて死のうとはしなかった。というのも、死んだときには地獄があるからである。また、私はあえて生きようともしなかった。というのも、生きることが耐えがたいものとなっていたからである。それでも、その火はますます激しく燃え上がり続け、ついに私はこう決意するに至った。「もしキリストのうちに救いがあるとしたら、私はそれを有したい。私には頼りとすべき自分自身のものなど何もないのだ。おゝ、神よ。私は今このとき、私の罪を放棄し、私自身の義をも放棄します」。すると、その火は再び燃え立ち、私のあらゆる良い行ないを焼き尽くしてしまい、左様、それとともに私のもろもろの罪をも焼き尽くした。そしてそのとき、私は悟った。こうした燃焼のすべては私たちをキリストのもとに引き寄せるためだったのだ、と。そして、おゝ！　私の心の喜びと楽しさはいかばかりだったことか。イエスがやって来られ、その火焔に水を振りかけ、こう仰せになったのである。「わたしはあなたをわたしの血で買い取っている。わたしにあなたの信頼を置くがいい。わたしはあなたに代わって、あなた自身ではできないことを行なおう。わたしはあなたのもろもろの罪を取り去ろう。わたしはあなたに、しみ1つない義の衣をまとわせよう。わたしはあなたを、旅の間中ずっと導き、最後には天国に至らせよう」。さあ、話をお聞きの愛する方々。私は厳しくしているのではなく、真実であるというだけである。もしあなたが決してこのことを感じたことがないとしたら、あなたは御霊を知ってはいない。

　3.　もう少し先に進もう。御霊は、このように魂を生かし、罪について確信させたとき、別の比喩によって云い表わされるお方となる。御霊は、油という比喩で表わされる。聖霊は、聖書の中で非常にしばしば油にたとえられている。「あなたは……私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています」［詩23:5］。あゝ！　兄弟たち。御霊の始まりは火によるが、それはそこでは終わらない。私たちは、まず最初には、悲嘆と苦痛によって罪を確信させられ、キリストへと連れて来られるかもしれない。だが、キリストのもとに来たとき、主のうちには何の悲嘆も苦痛もない。そして私たちの悲しみのもとは、十分主に近づけないこととなるのである。聖霊は、あの良きサマリヤ人のようにやって来ては、油と葡萄酒を注いでくださる。そして、おゝ！　いかなる油を御霊は私たちの頭に注ぎ、それによって私たちの傷を癒してくださることか！　いかに柔らかな塗布剤で私たちの傷口を包んでくださることか！　いかにほむべき目薬を私たちの目に塗ってくださることか！　いかに天的な軟膏をもって私たちのただれと、傷と、打ち傷を包み、私たちを健やかにし、私たちの足を巌の上に置き、私たちの歩みを確かにしてくださる［詩40:2］ことか！　御霊は、罪を確信させた後で、慰めることをお始めになる。そして、あなたがた、聖霊の慰める力を感じたことのある人たちは、私に証言してくれるであろう。この《慰め主》なるお方のような慰め手はどこにもいない、と。おゝ！　ここに音楽を、歌声を、立琴の調べを持って来るがいい。それらはみな、重い心をかかえた人にとっては、ソーダの上に酢を注ぐようなもの［箴25:20］である。ここに魔界の魅力を持って来るがいい。そのあらゆる快楽の楽しみを持って来るがいい。それらは魂を苦しめ、多くのとげでそれを刺すことでしかない。しかし、おゝ！　生ける神の御霊よ。あなたが心の上に吹き寄せるとき、あなたが静まれと命ずる嵐の海のうちで眠りにつかない波は1つもなく、あなたが、「安心しなさい。あなたの罪は赦されました」、と仰せになるとき、唸り声をひそめ、静かに横たわらないような猛り狂う暴風や大嵐は、ひとそよぎもありません。さて、あなたは油というたとえにおける御霊を知っているだろうか？　あなたの霊の中で、あなたを慰め、あなたの頭に油を注ぎ、あなたを楽しませ、喜ばせてくださる御霊の働きを感じたことがあるだろうか？

　多くの人々はこのことを一度も感じたことがない。彼らは自分たちが信心深いと思っている。だが、彼らの信心は一度も彼らを幸せにしたことがない。多くの信仰告白者たちは、自分をみじめにする程度のキリスト教信仰は有している。だがむしろ、自分はキリスト教信仰を全く有していないのではないか恐れるがいい。というのも、キリスト教信仰は人を幸福にするからである。それが人に完全な影響力を及ぼすとき、それは人を喜ばせる。それは苦悶のうちに始まるかもしれないが、そこで終わりはしない。さて、あなたは今まで心が喜びで躍り上がったことがあるだろうか？　あなたの唇は今まで、陶酔するような賛美の歌を声振るわせて歌ったことがあるだろうか？　あなたの目は今まで、喜びの炎を閃かせたことがあるだろうか？　もしこうした事がらがないとしたら、残念ながら、あなたはまだ神なく、キリストから離れているのではないかと思う。というのも、御霊が来られる所には、御霊の実があり、御霊にある喜びと、平安と、愛と、確信と、保証とが永遠にあるからである。

　4.　もう一言云わせてほしい。御霊のたとえをもう1つだけあなたに示さなくてはならない。そして、それによっても、あなたは、自分がその働きの下にあるかどうかを確認できるであろう。御霊は、風のように、火のように、油のように活動された後で、水のように活動される。私たちは、「水と御霊によって新しく生まれ」ると云われている。さて私は、次のように云う必要があるほど、あなたのことを愚かであるとは考えていない。すなわち、いかなる水も――浸礼の水であれ、滴礼の水であれ――、これっぽっちも魂を救う働きはできない、と。ごく少数のあわれな人々は、とんでもない方角に向けて頭を両肩に埋め込まれているため、今なお司祭の指からしたたらされた数滴の水が魂を新生させることができると信じているかもしれない。だが、そうした人種はすぐに死滅するものと私は期待している。来たるべき日には、こうした輩がみな、いかなる「ほかの福音」［ガラ1:7］もわが国の諸教会で宣べ伝えなくなり、きれいさっぱりローマへと宗旨替えし、ピュージー主義と呼ばれる、かのプロテスタント教会の悪疫流行地は癌のように切除されるであろう。そして私たちは、彼らの誰がローマに宗旨替えしたと風の便りに聞こうが、勝手に行かせておこう。――私は、それと同じくらい容易に悪魔をもお払い箱にできれば良いのにと思う。彼らは連れ立って行けるはずである。――いずれにせよ、プロテスタント教会ではそのどちらもお呼びではない。しかし聖霊は、心の中にやって来るとき、水のようにやって来られる。つまり、魂をきよめるためにやって来られる。信仰を告白するふりをする前と同じような汚れた生き方を、きょうも送っているという人は、偽善者であり偽り者である。この日も、以前そうするのが常であったのと全く同じようなしかたで罪を愛し、罪の中で生きている人は、真理が自分のうちにないことを知るがいい［Ｉヨハ2:4］。むしろその人は、惑わす力［IIテサ2:11］を受けて、偽りを信じているのである。神の民は聖なる民である。神の御霊は愛によって働き、魂をきよめられる。ひとたび御霊が私たちの心の中に入るや、それは、あらゆる罪を追い出してしまうまで休みなく働くであろう。神の聖霊と人の罪とは平和に共存することができない。両者は同じ心の中にいることがありえるが、両者ともにそこを支配することはできず、ともにおとなしくしていることもありえない。というのも、「御霊の願うことは肉に逆らい、肉の願うことは御霊に逆らうからです」*［ガラ5:17］。彼らは静かにしていられず、絶え間なく魂の中で戦い続ける。それでキリスト者はこう叫ばざるをえない。「私は、ほんとうにみじめな人間です。だれがこの死の、からだから、私を救い出してくれるのでしょうか？」［ロマ7:24］　しかし、しかるべき時に御霊はあらゆる罪を追い払い、この上もない喜びとともに、《大能者》の御座の前に私たちを罪なき者として立たせてくださるであろう。

　さて、話をお聞きの方々。自分自身のこととして――別の人のこととしてではなく――この問いに答えるがいい。あなたは、この御霊を受けているだろうか？　いずれにせよ、私に答えるがいい。鼻であしらうようにしてでも、答えるがいい。もしあなたが、あざ笑いながら、「私にはあんたの熱狂主義的な大言壮語はさっぱり分からんね」、と云うのであれば、それはそれで良い。そのときは、否、と云うがいい。あなたは、何の答えもする気がないかもしれない。私は切に願う。私の頼みを退けないでほしい。しかりか、否かである。あなたは御霊を受けただろうか？　「先生。私は後ろ指を指されるようなことは全然していません。私は、私の美徳によって天国に入れると信じます」。それが問題ではない。方々。あなたは御霊を受けただろうか？　あなたが口にしているのは、あなたがしてきたことばかりである。だが、もしあなたがもう一方のことをしないですませてきたとしたら、そして、御霊を受けたことがないというのであれば、最後にはあなたにとって不都合なことになるであろう。あなたは、自分の心に超自然的な働きを受けたことがあるだろうか？　キリスト・イエスにあって新しい人にされているだろうか！　というのも、もしそうでないとしたら、嘘ではない、神のことばが真実であるのと同じくらい、あなたはキリストのうちにはなく、今のまま死ぬとしたら、あなたは天国から閉め出されるであろう。あなたがどんな人で、何をしてきたかなどには全く関係なく。

　II.　このように私は、あなたがこの最初の問い――私たちは御霊を受けただろうか、という問いかけ――に答えるのを助けようとしてきた。そして、そこから《警告》に移ることになる。御霊を受けていない人は、生まれつきのままの人間と云われている。おゝ、キリスト者の中でも最も小さな者と、最大の道徳家との間には、いかに大きな隔たりがあることか！　恵みを欠いた最高の信仰告白者と、心に恵みを有する、神の信仰者のうち最も小さな者との間には、何と広大な差異があることか。光と闇、死と生、天国と地獄との間にあるのと同じくらい大きな違いが、聖徒と罪人との間にはある。というのも、よく聞くがいい。本日の聖句は、歯に衣着せないしかたで、こう告げているからである。もし私たちが御霊を持っていないとしたら、私たちは官能的 <英欽定訳> な人間である、と。「官能的！」、とある人は云うであろう。「よろしい。私は回心した人ではありません。――そうだと云うつもりはありません。ですが、私は官能的ではありませんよ」。よろしい。愛する方々。そして、まず間違いなくあなたはそうではないであろう。――官能的というその用語が普通に受け取られている意味においては。だが、あなたがたに理解してほしいのは、この言葉のギリシヤ語は、実は英語では魂的というような言葉が――こんな言葉があればだが――意味するようなことを意味しているということである。むろんこんな言葉はない。――あれば良いと思うが。ただの動物と人間の間には大きな相違がある。なぜなら、人間には魂があり、ただの動物にはないからである。やはりまた、ただの人と回心した人との間にも相違がある。回心した人には御霊がある。――未回心の人にはない。彼は魂的な人間である。――霊的な人間ではない。彼は、生まれつきのままの性質を越えたものを全く有しておらず、恵みの霊的王国にいかなる相続分も有していない。奇妙なことだが、魂的ということと官能的ということは実は同じ意味なのである！　愛する方よ。あなたは御霊を持っていない。ならば、あなたは――今のあなたがいかなる者であろうと、これからいかなる者になろうと――アダムの堕落によって至らされた状態から全く向上していないのである。つまり、あなたは堕落した被造物であり、地上で罪のうちに生きることしかできず、永遠に苦悶の中で生きることしかできない。あなたには天国で生きる力が全くない。御霊を全く持っていないからである。それゆえ、あなたには霊的な事がらを知ることも、楽しむこともできない。そして、よく聞くがいい。人は、こうした状態にありながらも、また、官能的な人でありながらも、キリスト者を飾ることのある美徳をことごとく具えていることがありえる。だが、これらすべてにもかかわらず、もしその人が御霊を持っていなければ、その人はアダムの堕落によって至らされた状態――すなわち、罪に定められ、呪いの下にある状態――から一吋も先へ進んでいないのである。左様。そしてその人は、全力を傾注してキリスト教信仰に注意を払っていることがありえる。――その人は聖礼典にあずかり、バプテスマを受け、この上もなく信心深い信仰告白者でありえる。だが、もし御霊を持っていないとしたら、その人は、以前いた所からほんの一吋も足を踏み出していないのである。というのも、今なお、「不義のきずな」［使8:23］の中にいる、失われた魂であるからである。否、それ以上に、その人は、キリスト教の専門用語を聞きかじり、キリスト教信仰について流暢に話せるまでとなることがありえる。いくつかの伝記を読んで、非常に深く教えを受けた神の子どもに見えるようになることがありえる。その人は信仰者の深い経験について記事を執筆することもできるかもしれない。だが、もしその経験がその人自身のものでないとしたら、もしその人が生ける神の御霊によってそれを受けたのでなければ、その人はやはり肉的な人以上のものではなく、天国はその人にとって入りようのない場所である。否。それだけでなく、その人は福音の教役者となり、成功した教役者にさえなり、神はその人が説教する言葉を罪人たちの救いのために祝福なさることすらありえるが、その人が御霊を受けていない限り、その人は、アポロのように雄弁で、パウロのように熱心であっても、霊的な事がらを受け取る力のない、ただの魂的な人間以上の何者でもないのである。

　否。はなはだしきに至っては、その人はユダのように奇蹟を行なう力すら有しているかもしれない。――魔術師シモンのように信仰者として教会に受け入れられることすらあるかもしれない。だが、どれほど悪霊を追い出そうと、どれほど病人を癒そうと、どれほど奇蹟を行おうと、御霊を持っていないとしたら、その人の前で天国の門はぴしゃりと閉ざされるであろう。というのも、生ける神の御霊を受けていること、――それは欠かせないことであり、それなしには他のすべてが無駄だからである。これは心探られる真理ではないだろうか。愛する方々。ここから逃げ出してはならない。もし私があなたに偽りを説教しているのなら、それを拒絶するがいい。だが、もしこれが、聖書によって実証できる真理であるとしたら、私は切に願う。この問いに答えられないうちは、安心してはならない。あなたは、御霊を持っているだろうか？　あなたの心の中で御霊は生きて、住んで、働いておられるだろうか？

　III.　ここから第三のこととして至らされるのは、《疑念》である。「分裂」と御霊を持っていることとが正反対の事がらであるとは、何と奇異なことであろう。聞けよ！　私には、ひとりの紳士がこう云っているのが聞こえる。「おゝ！　私はあなたが厳しく、刺すように説教するのが気に入っています。私はこう確信しています、先生。教会の中にいる大多数の人々は、本来教会にいるべきではありません。そして私は、教会の中が非常な玉石混淆であるため、どの教会にも加入しない決心をしているのです。最近のキリストの《教会》は、私が加入しても良いと思うほど清浄でもきよくもないと思います。少なくとも私は、一度はある教会に加入しましたが、私がその中であまりにも騒ぎ立てたため、私が出て行くときには彼らが欣喜雀躍するほどでした。そして今、私はダビデの配下たちと全く同じく負債がある者、不満のある者［Ｉサム22:2］なのです。私は、新しく評判になるどの説教者のもとをも訪ねます。私は、この三箇月、あなたの話を聞いてきました。あなたが私を嬉しがらせるようなことを云わなければ、じきに別の人の所に行って、その話を聞こうと思います。ですが、私は自分が神の特別な選びの民であると完全に確信しています。私はどこの教会にも加入しません。私にとって、どの教会も十分には良くないからです。私はどの教派の会員にもなりません。それらは、みな間違っているからです。1つ残らず」。聞けよ。あなたがた、兄弟たち。私にはあなたに云わなくてはならないことがある。あなたを喜ばせないだろうことを。「この人たちは、御霊を持たず、分裂を起こし、生まれつきのままの人間です」。私は、あなたがこの聖句を喜びとしてほしいと思う。これは確かに、この世のいかなる人にもまして、あなたに属している。「この人たちは、御霊を持たず、分裂を起こし、生まれつきのままの人間です」。私は、これを読み返したとき、内心で、きっとある人々はこう云うであろうと思った。「よろしい。あなたは非国教徒です。いかにしてあなたは、それと、『この人たちは分裂を起こす人間です』、という聖句を調和させるのですか。あなたは英国国教会から分裂しているではありませんか」。あゝ、愛する方々。人は国教会から分裂していてかまわないし、その方がずっと良い。むしろ、ここで意図されている分裂は、1つの普遍的なキリストの《教会》からの分裂なのである。英国国教会はユダの時代には知られていなかった。それで使徒は、それをほのめかしたのではない。「この人たちは分裂を起こす人間です」。――これは、キリストの《教会》からの分裂、選民の大いなる普遍的一体からの分裂である。さらに、もう1つのことだけ云わせてほしい。私たちは自分で分裂したのではない。――外に追い出されたのである。非国教徒たちは、自分から英国国教会から、監督教会から分裂したのではない。むしろ、［国教会の礼拝･祈祷を統一する］統一法が可決されたために、彼らは自分たちの講壇から追い出されたのである。私たちの先祖たちは、世界中の誰にもひけをとらない健全な国教徒であったが、彼らは《祈祷書》のすべての誤りを取り入れることはできなかった。それゆえ彼らはその墓に入るまで、国教に随順した信仰告白者たちの不寛容さによって迫害された。それゆえ彼らは、分裂したのではなかった。さらに、私たちは分裂してはいない。神の天の広がりの下にあるいかなるキリスト者とも、私は分裂していない。もし誰かが私に、あなたは監督派からも、長老派からも、メソジスト派からも分裂しています、と云うとしたら、その人は私という人間を知らないのだと云いたい。私は彼らを心から熱く［Ｉペテ1:22］愛しているし、彼らから分裂してはいない。彼らと異なる見解をいだいているかもしれないし、その点では、まことに私は分裂していると云える。だが、心では分裂していない。彼らとともに働くであろう。――心から彼らとともに働くであろう。否。私の英国国教会の兄弟が、先に行なったように、教会維持税を払う要求を私に持ち出すとしたら、それを私は良心ゆえに払うことができないが、それでも彼を愛するであろう。そして、もし彼が椅子や卓子を取るとしても大した問題ではない。――そうしたすべてにもかかわらず、私は彼を愛するであろう。そして、もし貧民学校か何かで彼とともに働き、神の栄光を押し進められることがあるとしたら、そのことにおいて心から彼と手を結ぶであろう。これは、私たちの友人たち――厳格派のバプテストたち――にやや重くのしかかることだと思う。私は彼らに対して何も厳しいことを云いたくはない。というのも、彼らはこの世において、最上と云って良いほど善良な人々だからである。だが彼らは本当にキリストの民の大部分から分裂している。生ける神の御霊は決して彼らにこのように行なわせないであろうが、彼らはそれを行なっていると公言している。彼らは、大いなる《普遍教会》から分裂している。彼らは、それと交わりを持ちたくないと云う。そして、もしバプテスマを受けていない誰かが彼らの聖餐台のもとにやって来ると、彼らはその人を追い返すのである。彼らは確かに「分裂を起こし」ている。私も、彼らがそのように行なうことによって、故意に分派しているのではないと思う。だが、それと同時に、内側にいる古い人がそれに一役買っているのだとも思っている。

　おゝ、いかに私の心は1つの教会という教理を愛していることか。私は、自分の《主人》に祈りと交わりにおいて近づれば近づくほど、主のあらゆる弟子たちと堅く固く結び合わされていく。自分の誤りと短所を見てとれば見てとるほど、自分には間違っていると思われる人々を優しく扱いたい気持ちになる。キリストのからだの脈動は交わりである。そして、そのからだの病を直すために、その脈動を止めようとする教会に災いあれ。私たちの主イエス・キリストの《教会》の一員である誰かとの交わりを拒むのは罪だと私は思う。私は今朝、キリストの教会の一致を説教したいと願っている。私たちは、箕を用いてもみがらを吹き飛ばそうとしてきた。御霊を持っていない限り誰もキリストの教会に属してはいないと云った。だが、もし誰かが御霊を持っているとしたら、その人から分裂するような人に災いあれ。おゝ！　かりに私が、この講壇から降りたときに、ひとりの真に回心した神の子どもと出会い、その人が自分を原始バプテスト派であると云うか、ウェスレー派であると云うか、国教徒であると云うか、独立派であると云うかした場合、「いいえ。あなたと私はいくつかの点で一致していません。私は、あなたが神の子どもであると信じますが、あなたとは何の関わりも待ちたくありません」、と云うとしたら、私ははなはだしく間違った考えをしていると考えるべきである。そのとき私は、この聖句が非常に重く自分にのしかかるだろうと思うべきである。「この人たちは、御霊を持たず、分裂を起こし、生まれつきのままの人間です」。しかし、あなたはそうしようとするだろうか、愛する方々。否。私たちは彼らに双手を差し出して云いたい。天国へのあなたの旅が成功しますように。あなたが御霊を持っている限り、私たちは1つの家族ですし、私たちは互いに分裂したりしないでしょう、と。願わくはあらゆる分裂の壁が打ち倒される日が来るように！　この日、私たちがいかに分裂しているか見るがいい。そら！　そこには、全世界をやると云われても、幼児洗礼論者には一言も親切な言葉をかけることができないバプテスト派がいる。この日、ある種の監督派信者たちは、「非国教徒」という醜い言葉を憎んでいる。そして、彼らにとっては、何かを行なったのが、ひとりの非国教徒だったというだけで十分であり、それがいかに良いことであっても、それを行なおうとはしないのである。

　あゝ！　そして、また、英国国教会の中にいるある人々は、単に非国教徒を憎むだけではなく、その上さらに自分たち同士で憎みあっている。ある種の人々は、自分自身の教会の同労教役者たちが自分の教区で説教することを許せない。そうした人々の何と時代錯誤なことか！　彼らがこの時代に世に送り込まれたのは、純然たる間違いのように見受けられるであろう。彼らのふさわしい時代は、暗黒時代であったろう。もし彼らがそのとき生きていたとしたら、何と立派な《篝火屋》になることであろう！　スミスフィールドの埋み火をかき立てた、何と素晴らしい連中になっていたことであろう！　しかし、彼らは今の時勢では全くの流行遅れであり、私はそうした奇異な聖職者たちを、ドードー鳥を眺めるように眺める。――完全に、とまでは云わなくともほとんど絶滅してしまった珍種の動物である。よろしい。あなたは眺めることができる。眺めて、一驚することができる。この動物はじきに絶滅するであろう。私が思うに、さほど遠くない時代には、単に英国国教会が自らを愛するようになるだけでなく、主イエスを愛する者たちすべてが、互いの講壇で喜んで説教し、同じ真理を説教し、同じ信仰を掲げ、その信仰のために勇敢に戦う［ユダ3］ようになるであろう。そのとき世界は、「このキリスト者たちが何と愛し合っていることをかを見る」ようになるであろう。また、そのとき、天国においては、キリストの御国が到来したこと、また、主のみこころが天で行なわれるのと同じく、地でも行なわれるようになったことが知られるであろう。

　話をお聞きの方々。あなたは教会に属しているだろうか？　というのも、教会を離れて救いは決してないからである。しかし、それがいかなる教会かに注意するがいい。それは国教会でも、バプテスト派でも、長老派でもない。教会とは、御霊を受けている男女の集まりである。もしあなたが、自分は御霊を持っていると云えないとしたら、行って、震えおののくがいい。行って、自分の失われた状態について考えるがいい。そして、願わくはイエスが、その御霊によって、あなたを祝福してくださるように。あなたが自分の行為（わざ）と道とを嘆きて棄てるように導かれ、十字架の上で死なれたお方のもとに逃げ去り、必ず来る御怒りを免れる隠れ家を見いだすようになるように。

　今朝、私はいくつか手荒なことを口にしたかもしれない。だが私は、言葉を刈り整える才能をさほど与えられていないし、今そのわざを学び始めるべきだとも思わない。もしこのことが不真実だとしたら拒否するがいい。もしそれが真実だとしたら、神が天来の権威で刻印しておられることを拒否する者は大きな危険を犯すのである。願わくは御父と御子と聖霊の祝福が、イスラエルの唯一のエホバの1つの教会の上にあらんことを。アーメン。アーメン。

　　

　

聖霊と1つの教会［了］

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